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06月22日-04号

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  1. いわき市議会 1977-06-22
    06月22日-04号


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    昭和52年  6月 定例会              昭和52年6月22日 (水曜日)              ---------------議事日程 第4号  昭和52年6月22日(水躍日)午前10時開議日程第1 請願の撤回日程第2 議案第1号~議案第47号及び請願(委員長報告)日程第3 議案第48号~議案第50号一括上程日程第4 意見書案第1号~意見書案第2号一括上程 --------------------------------本日の会議に付した事件  〔議事日程第4号記載事件のとおり〕 --------------------------------出席議員(44名)1番  菅波庄助君        2番  永井俊正君3番  沼田一之君        4番  大平多太男君6番  緑川定美君        7番  伊東達也君8番  高萩充君         9番  鹿島清造君11番  芳賀定雄君        12番  木内浩三君13番  間宮俊彦君        14番  矢吹 康君15番  磯上久美君        16番  藁谷勝男君17番  伊藤正平君        18番  久田 正君19番  鈴木 久君        20番  蒲生伸吾君21番  白土和男君        22番  佐川吉平君23番  木田 裕君        24番  柳楽孝作君25番  渡辺善正君        26番  四家啓助君27番  市橋 武君        28番  高木芳郎君30番  渡辺多重君        31番  鈴木正平君32番  大村哲也君        33番  安藤正則君34番  吉田豊重君        35番  多賀重吉君36番  佐久間 昭君       37番  金子松男君39番  三辺 寛君        40番  渡辺 君41番  鈴木 榮君        42番  橋本 勲君43番  星 昭光君        44番  鈴木勝夫君45番  蛭田 仁君        46番  菅波大十一君47番  合津義雄君        48番  小林周喜君欠席議員(4名)5番  斉藤誓之助君       10番  菅野留之助君29番  園部 茂君        38番  斉藤隆行君 --------------------------------説明のため出席した者市長      田畑金光君    助役      橋本 渡君助役      山口恵比古君   収入役     関内栄三君教育委員長   小泉農夫也君   教育長     松本 久君水道事業管理者 永野孝夫君    代表監査委員  田辺保孔君総務部長    作山 優君    財務部長    坂本平助君市民部長    蛭田喜久男君   衛生部長    真名田重喜君福祉厚生部長  嶋崎忠好君    農林部長    沢田三男治商工水産部長 青沼康裕君     企画開発部長  小泉 毅君土木部長   沢田次男君     都市建設部長  古内義光君副収入役   加瀬正志君     消防長     磯貝導雄君水道局長   内山栄一君     教育次長    下山田民部君総務課長   山田英治君     秘書課長    国府田英二 --------------------------------事務局職員出席者                 次長(兼)事務局長    永山 巌君            布田 功君                 総務課長                 主任主査(兼)議事調査課長  舛田良作君            都築幸雄君                 議事係長調査係長    滝 賢一君    議事係主査   松崎清輝君調査係主査   木村普昭君    議事係事務主任 伊藤正敬君議事係事務主任 本郷英明君    調査係事務主任 山口安雄君調査係事務主任 白石武良君 --------------------------------      午前10時1分 開議 ○議長(橋本勲君) これより本日の会議を開きます。本日の議事は、配付の議事日程第4号をもって進めます。 -------------------------------- △日程第1 請願の撤回 ○議長(橋本勲君) 日程第1、請願の撤回についてお諮りいたします。 請願第5号いわき小売商業活動の調整に関する条例の制定について及び請願第6号私立幼稚園への助成についてのうち、第2項昭和52年度運営費補助金の増額については、提出者より撤回の申し出があり、所管委員会で了承した旨、議長まで報告されております。よって、この請願の撤回を承認することに御異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(橋本勲君) 御異議なしと認め、そのように決しました。 -------------------------------- △日程第2 議案第1号~議案第47号及び請願一括上程建設常任委員長報告 ○議長(橋本勲君) 日程第2、議案第1号から議案第47号まで、並びに請願第14号及びただいま撤回を承認された請願を除き、去る3月定例会から継続審査中の請願を一括議題といたします。 直ちに委員長の報告を求めます。建設常任委員会委員長 三辺寛君。 ◆建設常任委員長(三辺寛君) 〔登壇〕建設常任委員会の報告を申し上げます。 去る17日の本会議より当委員会に付託になりました案件は、議案13件、継続審査中の請願2件であります。これら議案審査のため審査を進めた結果、議了するに至りましたので、以下議案番号順に御報告申し上げます。 まず、議案第10号いわき市営住宅条例の改正について申し上げます。本案は、老朽化の著しい市営住宅18戸を用途廃止するための条例改正であり、異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第12号昭和52年度いわき市一般会計補正予算(第2号)中、第2表債務負担行為のいわき市駐車場管理公社事業資金借入金の損失補償についてであります。本案は、平字童子町、堂の前地内に設ける新川駐車場及び植田町南町1丁目地内の後宿駐車場の設置に伴う借入金でございますが、現在の交通事情からして、これら設置については了としたわけであります。しかし、こうした交通事情であるので、今後の駐車場の設置については公共施設の利用状況、たとえば磐城共立病院の駐車場のあり方等を勘案しながら検討し、市民が十分利用できるような設置方を要望いたします。 また、旧平郵便局跡地の駐車場の設置の問題もありましたが、平地区は平駅前の都市開発が急務でありますので、この用地については都市開発に対応できるよう保留しておくべきであるとの意見の一致を見て、これらを要望しつつ、本案を原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第35号から議案第41号まで以上7件は、公営住宅7棟、 160戸分の工事請負契約であり、議案第42号は都市計画街路事業二ツ橋橋梁整備工事請負契約、議案第43号及び議案第44号は平終末処理場施設の機械、電気、建築工事の請負契約であり、これらみな景気浮揚のための早期発注に伴うもので、いずれも内容妥当と認め、原案のとおり可決すベきものと決しました。 しかし、景気浮揚のためには今後も公正な指名を続けるとともに、なるべく多くの業者を指名し、また下請業者も入ることから工事終了後の検査を厳重に行うことを要望しました。 次に、議案第46号専決処分の承認を求めることについてのうち当委員会付託分についてはやむを得ざる措置と認め、承認すべきものと決しました。 なお、専決事案については、今後、最小限にとどめるよう要望しておきました。 次に、閉会中の継続審査として付託されておりました請願について申し上げます。 請願第2号南白土市営住宅と分譲住宅間の道路整備、補修については、当初地主側において土地の譲渡については協力できない旨の意思表示から継続審査期間中話し合いを進めてまいりましたが、その結果譲渡の見通しがついたことに伴い、採択することに決しました。 次に、請願第10号内郷高坂団地入口道路(新町前-磐堰線)への降雨期における冠水防止については、継続審査とすることに決しました。 以上で報告を終わります。 --------------------------------市民水道常任委員長報告 ○議長(橋本勲君) 市民水道常任委員会委員長 菅波大十一君。 ◆市民水道常任委員長(菅波大十一君) 〔登壇〕市民水道常任委員会は、本会議より付託された議案2件について、去る18日に慎重に審査をいたしました結果、議了するに至りましたので以下御報告を申し上げます。 まず、議案第11号いわき水道整備基金条例の廃止について申し上げます。これは、水道事業の整備に要する資金に充てるため、いわき市水道整備基金を設置し、昭和47年度を初年度とし、積み立て期間5カ年、毎年の積み立て額3,400 万円として実施してまいりましたが、今回積み立て期間が満了になったことに伴い、この条例を廃止しようとする旨の説明を受け、委員会は原案を了とし、可決すべきものと決した次第であります。 この議案についての質疑応答のなかで、今後拡張工事を施行していく上で、このような基金を設置しないで運営することは可能なのか、との質問に対し、水道事業管理者から、水道企業独自の努力で対処する考えである旨の答弁を得、これを受けて、そのような方向で今後努力されたい、との意見が委員より出されましたことを付言いたしておきます。 次に、議案第12号昭和52年度いわき市一般会計補正予算(第2号)のうち当委員会付託分について申し上げます。今回の補正予算に計上したのは、7款商工費1項商工費3目企業誘致対策費1,755 万 9,000円についてであり、その内容は常磐下船尾地区に集会所を建設しようとするものであります。これは、工業再配置促進のため、建設費用のほとんどを国庫補助金により賄うものであり、当局の積極的な姿勢を是とし、これを原案とおり可決すべきものと決した次第であります。 以上、当委員会に付託されました議案についての御報告を終わります。 --------------------------------文教常任委員長報告 ○議長(橋本勲君) 文教常任委員会委員長 多賀重吉君。 ◆文教常任委員長(多賀重吉君) 〔登壇〕文教常任委員会の御報告を申し上げます。 当常任委員会に付託された案件審査のため、18日教育委員長、教育長初め、関係者の出席を求めて慎重に審査の結果、議了するに至りましたので、その審査経過並びに結果について御報告を申し上げます。 まず、議案第12号昭和52年度いわき市一般会計補正予算(第2号)中の当委員会付託分については、議案第2号の条例改正に伴う教育委員及び青少年専門指導員の報酬等の補正計上が主なものであり、異議なく原案のとおり可決すベきものと決しました。 次に、議案第25号から議案第33号までは工事請負契約であります。 議案第25号平第三中学校危険校舎改築第1期工事、議案第26号平第五小学校校舎新増築第3期工事、議案第27号江名中学校危険校舎第3期工事、議案第28号中三坂小学校危険校舎改築工事、議案第29号草野小学校危険校舎改築第2期工事、議案第30号小名浜西小学校校舎新増築工事、議案第31号磐崎中学校危険校舎改築第1期工事、議案第32号小白井中学校屋内運動場新築工事、議案第33号四倉・久之浜地区市民運動場造成工事の以上9件については、当局より契約金額、工期、入札年月日、入札回数及び入札参加者等詳細なる説明を受けこれを了として原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第46号専決処分の承認を求めることについてのうち、専決第30号昭和51年度いわき市一般会計補正予算(第13号)の当委員会付託分については、やむを得ない措置と認め、原案のとおり承認すべきものと決しました。また、専決第5号工事請負契約についてはいわき陸上競技場の整備工事であり、やむを得ない措置と認め、原案のとおり承認すべきものと決しました。 次に、請願について申し上げます。 請願第6号私立幼稚園への助成についてのうち、請願趣旨第1項運営費補助金の早期交付について、第3項幼椎園の適正配置については、願意妥当と認め、採択すべきものと決しました。 請願第3号四倉図書館の建設について、請願第4号御厩小学校校舎改築の早期実現について請願第7号磐崎公民館の早期改築について、請願第12号高坂小学校校舎並びにプール建設については、なお調査検討を要するため、閉会中の継続審査とすべきものと決しました。 以上をもちまして文教常任委員会の報告を終わります。 --------------------------------総務常任委員長報告 ○議長(橋本勲君) 総務常任委員会委員長 伊藤正平君。 ◆総務常任委員長(伊藤正平君) 〔登壇〕総務常任委員会の報告を申し上げます。 去る17日の本会議より当委員会に付託になりました案件は、条例案4件、補正予算案1件一般議案2件、承認案2件であります。これら議案審査のため、18日関係部課長出席のもと慎重に審査を進めた結果、議了するに至りましたので、以下審査経過の概要並びに結果について御報告申し上げます。 まず、議案第1号いわき市職員の休日及び有給休暇に関する条例等の改正について申し上げます。本案は、生後1歳に満たない子を養育する女子職員に対し、育児のための休暇を付与することができるよう改正するということであり、異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第2号いわき市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の改正についてでありますが、本案は、本年3月定例会において議員及び三役等の報酬が引き上げられたことに伴い、すでに増額改定された行政嘱託員及び県補助単価の据え置かれた社会教育指導員を除く非常勤の特別職及び消防団員の報酬についての増額改定であり、これが審査に当たりましては、県内各市及び類似都市の状況等を比較検討しながらこれを了とし、原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第3号いわき市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部改正についてであります。本案は、平塵芥焼却場南部清掃センター北白土ポンプ場平下水道終末処理場交代制勤務に関する労働協約の更新に伴い、それぞれ手当の増額改正をするものでありますが、これに関連して、し尿処理等に従事する職員は半永久的に従事するというところに問題はないか、との質疑に、当局より長年勤務した者は人事のローテーションのなかで常に配慮しており、現実に実現している部分もあり、今後も実施していきたい旨の答弁がなされ、これらを了として、原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に議案第4号いわき防災会議条例の改正についてであります。本案は、構成委員の定数について被災地のじんかい及びし尿処理、伝染病の予防等の防疫業務を円滑に運営するため、現行6名を7名に改正することでありましたので、原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に議案第21号字の区域の変更について、議案第23号財産の処分についての2件につきましては、当局の提案を了といたしまして、原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に議案第12号昭和52年度いわき市一般会計補正予算中当委員会付託分につきましては議案第2号の改正に伴う各種委員等の報酬及び費用弁償の補正計上が主なるものであり、異議なく原案のとおり可決すベきものと決しました。 次に、議案第46号専決処分の承認を求めることのうち、当委員会付託分についてでありますが、特に専決に対する当局の姿勢をただしながら、当局も、これら専決に当たっては今後十分慎重に対処したいとのことでもあり、これを了として承認すべきものと決しました。 以上で総務常任委員会の報告を終わります。 △厚生常任委員長報告 ○議長(橋本勲君) 厚生常任委員会副委員長 佐久間昭君。
    ◆厚生常任副委員長(佐久間昭君) 〔登壇〕斉藤委員長が病気療養のため委員会当日欠席されましたので、私が委員長職務を代行して審査を進めました。したがって、私から厚生常任委員会における審査の経過と結果について御報告申し上げます。 委員会は、18日の午前10時過ぎより病気のため欠席した委員長、菅野委員を除く6名の出席委員所管部課長の出席を得て開催し、議案に関する諸資料をも参照しながら慎重に進めた結果、1日間で委員会審査を終了したのであります。 まず、議案第5号いわき市こどもの村条例の改正につきましては、こどもの村に交通公園が完成されたことに伴う条例の改正でありますので、異議なく原案どおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第6号、第7号、第13号については、国保事業に関する案件から一括審査したのでありますが、まず議案第6号いわき国民健康保険条例の改正については、助産費を国の施策と合わせ、4万円から6万円に改正するための条例改正であり、これは10月からの施行であります。 さらに、第7号いわき国民健康保険税条例の改正及び第13号昭和52年度いわき市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)についてでありますが、本案の改正趣旨なるものは地方税法の改正によるものであり、すなわち擬制世帯主にかかる課税の廃止、課税限度額の改正、月割り課税の全面実施及び基礎控除の引き上げによる改正、軽減対象世帯の基準となる加算額の改正、さらにまた52年度の医療費が前年度に比較して16.5%の伸びが見込まれることから、国庫支出金等可能な限り収入を見込んでも、なお3億2,800 万円の不足を生ずるために税率を、所得割額を 100分の 6.9に、被保険者均等割額を 6,440円に、世帯別平等割額を8,200 円等に改正しようとするものであり、かつまた、国保事業の健全運営に対処しようとするための補正でありますが、13号議案で国保税の徴収率は93%の目標でありながら滞納繰越分が相当額にのぼっている。当局の国保税収納に対する努力については、これまでも何回か説明を受けてきており、徴収率アップの困難さは認めつつも、このままであるとすればますます国保会計は窮地に追い込まれるのは必然であるので、これが原因究明に当たられつつこれを克服するとともに、約 3,000万なにがしの超過負担があることにかんがみるとき、結果的にそのあおりが被保険者の保険税にはね返える恐れもなしとしないことから、国庫支出金等適正な配当を国に対し要求し、さらに市当局の十分な財政措置を講じられたい。受診率と保険税は相関関係にあることから、この受診率を低下させる対策を打ち出して、できるだけ被保険者の負担の軽減を図るため、市政全体が強力にバックアップされたい等々の要望を申し添えながら、議案第6号、第7号、第13号の3件は原案どおり可決すべきものと決したのであります。 次に、議案第12号昭和52年度いわき市一般会計補正予算(第2号)中の当委員会所管分及び議案第22号財産取得について、並びに議案第34号工事請負契約については、山田不然物埋め立て処分地の整備に要する補正及び同処分地の財産の取得、そして造成工事請負契約についてでありまして、いずれも原案どおり可決すべきものと決しました。 次に、請願でありますが、請願第9号身障者が運転する自動車に消費するガソリン税に相当する額の市費負担願いについて、請願第11号平窪地区保育所設置について、請願第13号脊髄損傷者並びに重度身体生涯者の身障者用リフト付自動車利用料金の助成について、請願第14号人工透析患者福祉手当支給について、以上4件の請願は、なお検討を要することとして、継続審査とすべきことに決しました。 以上をもって報告を終わります。 --------------------------------経済常任委員長報告 ○議長(橋本勲君) 経済常任委員会副委員長 磯上久美君。 ◆経済常任副委員長(磯上久美君) 〔登壇〕経済常任委員会の御報告を申し上げます。 委員長が所用のため副委員長の私がかわって御報告を申し上げます。当委員会に付託になりました案件は14件であります。委員会は18日、20日の両日にわたり第五委員会室において、橋本助役以下関係部課長の出席のもとに慎重に審査をいたしましたので、その経過と結果について議案順に御報告をいたします。 まず、議案第8号いわき林業研修センター条例の制定であります。本案は、林業構造改善事業の一環として、林業振興の目的で林業研修センターを建設中でありますが、それに伴い設置管理運営について条例を制定し、森林組合に管理運営を委託しようとするものであります。 特に審査中、委員より委託の問題について、また実際の運営において赤字になった場合の考え方について質疑がなされました。これに対して当局から、委託については林構審議会の議を経て、最終的に森林組合に管理運営を委託した方が好ましいという結論に達し委託をお願いしたが、組合の方に取り付け道路や駐車場などの環境衛生等の設備を充実されたいとの希望があり、受託に若干の難色を示しておりましたが、希望に沿うことに合意点が得られ、受託の確認を改めて得ました。また、実際の運営において、どうしても森林組合において賄い切れない経費が出てくれば、当然市の施設であるので応分の助成をしなければならない旨の答弁を了とし本案について原案のとおり可決すべきものと決しました。 議案第9号いわき中央卸売市場業務条例の改正について。本案は、3月議会に議決を見た業務条例において、卸売業者が出荷者から収受する委託手数料を定めておりますが、そのうち鳥卵などのように、物によっては条例の定率以下にしなければ集荷が困難な状態が予想されるものもあるので、上限を定め、条例の定率以内において規則に定め、委託手数料を安くするという内容であり、委員会は異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 議案第12号昭和52年度いわき市一般会計補正予算のうち当委員会付託分についてであります。特に、観光公社設立費における審査中、関連する施設である塩屋埼荘の取り扱いについて行く行くは公社へ移行するのか、さらに確認を求める質疑がなされましたが、塩屋埼荘の取り扱いは職員の勤務条件の変更につながるので、今後十分慎重に検討していきたい。また、今回の観光公社の実際の運営を十分に見きわめた上で慎重に取り扱っていきたい、との当局の答弁を了としました。 さらには、松くい虫の防除に関して、その実施に当たっては問題がないのか、との質疑がなされましたが、人畜無害の薬剤を使用し、関係部落等ヘチラシを配り、広報車により必要性、重要性をPRして被害のないよう万全を期したい旨の答弁を了とし、本案について異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第14号昭和52年度いわき市中央卸売市場事業特別会計補正予算についてであります。本案は、開場がおくれたことにより、4月以降開場までの期間に必要な準備経費として補正計上した内容であり、必要妥当な措置と認め、異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に議案第15号、第16号、第17号、第18号の4件は磐崎・沢渡・田人・川前財産区のそれぞれの特別会計の補正予算であります。本案は、議案第2号である、いわき市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例等の改正により、それぞれの財産区の委員報酬の改正に伴う補正計上であり、異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に議案第19号あらたに生じた土地の確認及び議案第20号字の区域の変更についての以上2件は、小名浜港整備により生じた泉町下川字大剣地内の公有水面埋め立て地について確認をし、また泉町下川の字の区域へ編入するものであり、委員会は異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 議案第24号財産処分についてであります。本案は、沢渡財産区の所有地を東京電力開閉所用地に処分するものであり、特段異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 議案第45号公有水面の埋め立てについては、久之浜漁港区域内の公有水面を埋め立てるものであり、本案についても、異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 続いて議案第46号専決処分の承認を求めることについてのうち、専決第30号昭和51年度いわき市一般会計補正予算の当委員会付託分については、市債の変更によるやむを得ない措置と認め、原案のとおり承認することに決しました。 次に、専決第6号、第7号、第8号、第9号の4件は、平競輪場に係わる投票業務の機械化に伴う本体工事及び電気設備工事などを変更するため、メーンスタンドの増改築工事、電気設備工事、空調設備工事、走路改修工事の請負契約をそれぞれ変更するものであり、委員会はこの種工事の変更は今回のみに限る旨の意見を付し、やむを得ないものと認め、原案のとおり承認することに決しました。 次に、専決第10号昭和52年度いわき市一般会計補正予算についてであります。本案は、中型サケ・マス流し網漁業特別対策資金として貸し付ける内容であり、緊急やむを得ない措置と認め、原案のとおり承認すべきものと決しました。 最後に、追加議案の第47号昭和52年度いわき市一般会計補正予算であります。本案は、北洋漁業関連中小企業へ特別緊急触資をするための予算措置であり、必要妥当な措置と認め、原案のとおり異議なく可決すべきものと決した次第であります。 以上をもちまして経済常任委員会の報告を終わります。 ○議長(橋本勲君) 以上で各委員長の報告は終了いたしました。 この際、特に発言の通告がなければ会議を続行いたしたいと思いますが、通告はありませんか--会議を続行いたします。 これより質疑及び討論に入りますが、通告がありませんので、質疑及び討論を終結いたします。 -------------------------------- △採決 ○議長(橋本勲君) 直ちに採決いたします。 議案第23号を除き、議案第1号いわき市職員の休日及び有給休暇に関する条例の改正についてから議案第47号昭和52年度いわき市一般会計補正予算(第3号)まで、以上46件を一括して採決いたします。各案に対する委員長の報告は可決あるいは承認とすべきものであります。 各案を委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(橋本勲君) 御異議なしと認めます。よって、各案は原案のとおり可決あるいは承認と決しました。 次に、議案第23号を採決するに当たり、この際、地方自治法第117条の規定により、大平多太男君、伊東達也君、蒲生伸吾君、渡辺多重君、渡辺君、菅波大十一君、小林周喜君、以上7君の退席を求めます。     〔4番大平多太男君、7番伊東達也君、20番蒲生伸吾君、30番渡辺多重君、40番渡辺君、46番菅波大十一君、48番小林周喜君 退席〕 ○議長(橋本勲君) 議案第23号財産処分についてを採決いたします。本案に対する委員長報告は可決であります。 本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(橋本勲君) 御異議なしと認めます。よって、議案第23号は原案のとおり可決いたしました。 〔4番大平多太男君、7番伊東達也君、20番蒲生伸吾君、46番菅波大十一君 入場〕 ○議長(橋本勲君) 次に、請願第6号を除く各請願について一括採決いたします。 各請願をそれぞれ委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(橋本勲君) 御異議なしと認め、そのように決しました。 なお、継続審査と決しました請願については、当該委員会の閉会中の審査として付託いたします。 次に、請願第6号を採決するに当たり、この際、地方自治法第117条の規定により、白土和男君、星 昭光君の退席を求めます。      〔21番白土和男君、43番星昭光君 退席〕 ○議長(橋本勲君) 請願第6号私立幼稚園への助成についてのうち、第1項及び第3項について採決いたします。 本請願は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(橋本勲君) 御異議なしと認めます。よって、請願第6号のうち第1項及び第3項は採択と決しました。      〔21番白土和男君、43番星昭光君 入場〕 -------------------------------- △日程第3 議案第48号~議案第50号一括上程 ○議長(橋本勲君) 日程第3、市長より追加提出の議案第48号から議案第50号までの3件を一括議題といたします。              〔議案は別冊参照〕 -------------------------------- △市長提案理由説明 ○議長(橋本勲君) 提出者より提案理由の説明を求めます。田畑市長。 ◎市長(田畑金光君) 〔登壇〕ただいま追加提案いたしました議案3件につきまして、その提案理由を御説明申し上げます。 議案第48号固定資産評価員選任の同意を求めることにつきましては、固定資産を適正に評価し、市が行う価格の決定を補助させるため、地方税法 404条の規定に基づき固定資産評価員を設置しておりますが、今回は杉山保久の後任として、岡田清を選任するものであります。 議案第49号山田財産区管理委員選任の同意を求めることにつきましては、7名の委員のうち1名が6月30日をもって任期澗了となりますので、大平精氏を選任するものであります。 議案第50号沢渡財産区管理委員選任の同意を求めることにつきましては、前議案と同様、7名のうち1名が6月30日をもって任期満了となりますので、阿部義高氏を選任するものであります。 いずれの方々も、議案経歴記載のとおり、適任者であると考えますので、よろしく御審議の上、御同意くださるようお願い申し上げます。 ○議長(橋本勲君) 以上で提案理由の説明は終了いたしました。 -------------------------------- △採決 ○議長(橋本勲君) お諮りいたします。ただいま上程の各案を直ちに採決するに御異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(橋本勲君) 御異議なしと認め、採決いたします。 まず、議案第48号固定資産評価員選任の同意を求めることについて採決いたします。 本案は岡田清君に同意することに御異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(橋本勲君) 御異議なしと認めます。よって、岡田清君に同意することに決しました。 次に、議案第49号山田財産区管理委員選任の同意を求めることについて採決いたします。 本案は大平精君に同意することに御異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(橋本勲君) 御異議なしと認めます。よって、大平精君に同意することに決しました。 次に、議案第50号沢渡財産区管理委員選任の同意を求めることについて採決いたします。 本案は阿部義高君に同意することに御異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(橋本勲君) 御異議なしと認めます。よって、阿部義高君に同意することに決しました。 -------------------------------- △日程第4 意見書案第1号~意見書案第2号一括上程 ○議長(橋本勲君) 日程第4、議員提出の意見書案第1号及び意見書案第2号を一括議題といたします。 --------------------------------意見書案第1号         学校災害補償制度の確立に関する意見書の提出について 地方自治法第99条第2項の規定による別紙意見書を、会議規則第14条により提出する。   昭和52年6月22日提出       提出者 いわき市議会議員  白土和男       賛成者 いわき市議会議員  渡辺多重              〃      久田 正              〃      間宮俊彦              〃      矢吹 康              〃      四家啓助              〃      小林周喜              〃      佐久間昭              〃      鈴木勝夫              〃      鈴木正平              〃      安藤正則              〃      佐川吉平              〃      伊東達也 --------------------------------        学校災害補償制度の確立に関する意見書 最近、学校教育での児童・生徒の事故が増加しています。ところが、現行学校安全会法ではその補償がきわめて不十分なため、保護者による損害賠償訴訟に発展するケースもあり、学校父母間の相互不信感を生んだり、現場の教育活動が消極的になる要因ともなっています。 したがって、被災児童・生徒の万全の救済と教職員の不測の事故の責任問題が解決されるなら、現場教職員と児童の教育活動は伸び伸びしたものになります。そのため現行災害共済給付制度を抜本的に改め、無過失責任主義に基づく補償、被災者の救済に十分な補償額、必要経費の保護者負担をなくすなどを盛り込んだ適切な措置をとられるよう強く要望します。 以上、地方自治法第99条第2項の規定により意見書を提出します。   昭和52年6月22日 内閣総理大臣 福田赳夫 殿 文部大臣   海部俊樹 殿               いわき市議会議長  橋本勲 --------------------------------意見書案第2号        「超過米」の全量買い上げについての意見書の提出について 地方目治法第99条第2項の規定による別紙意見書を、会議規則第14条により提出する。   昭和52年6月22日提出       提出者 いわき市議会議員  蒲生伸吾       賛成者 いわき市議会議員  渡辺多重              〃      久田 正              〃      間宮俊彦              〃      矢吹 康              〃      四家啓助              〃      小林周喜              〃      佐久間昭              〃      鈴木勝夫              〃      鈴木正平              〃      安藤正則              〃      佐川吉平              〃      伊東達也        「超過米」の全量買い上げについての意見書 昭和52年度産米の事前売り渡し申し込み限度数量が内示されましたが、農家の売り渡し希望限度数量がこれを大幅に上回り、多量の「超過米」の出る可能性が生まれています。 すなわち、いわき市に示された事前売り渡し申し込み限度数量が34万 2,316俵なのに対し農家の売り渡し希望数量が2万 2,000俵も上回っています。超過米となれば1俵で三千数百円もの損失となり、これでは昨年の冷害に引き続き農家にとっては大きな打撃になってしまいます。 この難関を打開するため、次の事項について善処されるよう強く要望します。                  記 1 食管制度の本旨に反する買い入れ制限を撤廃し、農家の売り渡し希望数量全量を買い上げられたい。その際、「超過米」ということで、価格検査等で差別的な取り扱いをしないこと。 2 米の消費と備蓄を拡大するため、希望に基づく学校給食の米飯化や国の責任による米の備蓄の大幅拡大など積極的な対策をとられたい。 以上、地方自治法第99条第2項の規定により意見書を提出します。   昭和52年6月22日内閣総理大臣 福田赳夫 殿農林大臣   鈴木善幸 殿               いわき市議会議長  橋本勲 -------------------------------- △白土和男君提案税明 ○議長(橋本勲君) 提出者より提案理由の説明を求めます。21番白土和男君。 ◆21番(白土和男君) 〔登壇〕市民クラブの白土和男であります。意見書案第1号学校災害補償制度の確立に関する意見書の提出について、朗読をもって提案いたします。 最近、学校教育での児童・生徒の事故が増加しています。ところが、現行学校安全会法ではその補償がきわめて不十分なため、保護者による損害賠償訴訟に発展するケースもあり、学校・父母間の相互不信感を生んだり、現場の教育活動が消極的になる要因ともなっています。 したがって、被災児童・生徒の万全の救済と教職員の不測の事故の責任問題が解決されるなら、現場教職員と児童の教育活動は伸び伸びしたものになります。そのため現行災害共済給付制度を抜本的に改め、無過失責任主義に基づく補償、被災者の救済に十分な補償額、必要経費の保護者負担をなくすなどを盛り込んだ適切な措置をとられるよう強く要望します。 以上でございます。各位の御賛同を賜りたいと存じます。ありがとうございました。 -------------------------------- △蒲生伸吾君提案説明 ○議長(橋本勲君) 20番蒲生伸吾君。 ◆20番(蒲生伸吾君) 〔登壇〕社会党の蒲生であります。意見書案第2号超過米の全量買い上げについての意見書案を、朗読によって提案理由にかえたいと思います。 昭和52年度産米の事前売り渡し申し込み限度数量が内示されましたが、農家の売り渡し希望限度数量がこれを大幅に上回り、多量の超過米の出る可能性が生まれています。 すなわち、いわき市に示された事前売り渡し申し込み限度数量が34万 2,316俵なのに対し、農家の売り渡し希望数量が2万 2,000俵も上回っています。超過米となれば1俵で三千数百円もの損失となり、これでは昨年の冷害に引き続き農家によっては大きな打撃になってしまいます。   この難関を打開するため、次の事項について善処されるよう強く要望します。   1 食管制度の本旨に反する買い入れ制度を撤廃し、農家の売り渡し希望数量全量を買い上げられたい。その際、「超過米」ということで価格、検査等で差別的な取り扱いをしないこと。   2 米の消費と備蓄を拡大するため、希望に基づく学校給食の米飯化や国の責任による米の備蓄の大幅拡大など積極的な対策をとられたい。 以上、地方自治法第99条第2項の規定により意見書を提出します。満場の各位の御賛同を心からお願いして提案理由の説明にかえさせていただきます。 ○議長(橋本勲君) 以上で提案説明は終了いたしました。 -------------------------------- △採決 ○議長(橋本勲君) お諮りいたします。ただいま上程の2案を直ちに採決するに御異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(橋本勲君) 御異議なしと認め、そのように取り計らいます。 お諮りいたします。意見書案第1号及び意見書案第2号については、原案のとおり決することに御異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(橋本勲君) 御異議なしと認めます。よって、意見書案2件については原案のとおり可決されました。 なお、ただいま議決されました意見書に対する字句の整理、その他処理については議長に委任されたいと思います。これに御異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(橋本勲君) 御異議なしと認め、そのように決しました。 -------------------------------- △閉会 ○議長(橋本勲君) 以上で本日の日程は全部終了いたし、今期議会に提出された案件は全部議了いたしました。よって、これをもちまして6月定例会を閉会いたします。             午前10時55分 閉会            -------------地方自治法第 123条第2項の規定によりここに署名する。  昭和52年 6月22日            いわき市議会議長 橋本 勲             〃   副議長 合津義雄             〃   議員  斉藤誓之助             〃   議員  星 昭光...